葬儀にはどのくらいの時間かかる?家族葬・1日葬儀など形式に分けて解説 - 札幌の葬儀・家族葬は安心の「コープの家族葬」

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葬儀にはどのくらいの時間かかる?家族葬・1日葬儀など形式に分けて解説

「葬儀が何時間ほどで終わるか知りたい」

「何時から何が始まるのか、いつまでに会場へ到着しておくべきか知りたい」

 

葬儀を執り行う、または参列するにあたって、職場を休んだり都合を調整したりする方も多いでしょう。

 

葬儀当日の予定を組み立てるためにも、所要時間は気になる点です。

 

本記事では、一般葬・家族葬・1日葬・火葬式(直葬)に分けて、スケジュールや細かな所要時間を紹介します。

 

葬儀に関する時間のマナーも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

 

<この記事でわかること>

・葬儀形式別・必要な日数

・一般葬・家族葬の流れとかかる時間

・1日葬の流れとかかる時間

・火葬式(直葬)の流れとかかる時間

・葬儀で気をつけるべき時間のマナー

・葬儀の日程を決める方法

 

葬儀の流れと必要な日数

葬儀の流れと必要な日数

葬儀の流れや必要な日数は、どの葬儀形式で執り行うかによって異なります。

一般的に、葬儀形式別で必要とされている日数は以下のとおりです。

 

葬儀に必要な日数(逝去した日は含めない)
一般葬・家族葬 2日
1日葬 1日
火葬式(直葬) 1日

 

火葬場の予約や僧侶との日程調整がスムーズにすすんだ場合、逝去日を含めて3日で葬儀が終了します。

 

<それぞれの葬儀形式について>

一般葬…従来の葬儀形式
家族葬…参列者を限定し、規模を縮小して執り行う傾向の形式
1日葬…通夜を省き、葬儀・告別式のみとする形式
火葬式(直葬)…宗教儀礼を執り行わず、火葬のみで終了とする形式

 

一般葬・家族葬の流れとかかる時間

一般葬・家族葬の流れ

一般葬・家族葬では、逝去当日にご遺体を安置し、翌日にお通夜、2日目に葬儀・告別式を行います。

 

なお、一般葬と家族葬は別形式と思われがちですが、規模が異なるだけで葬儀の内容は変わりありません。

 

逝去当日から葬儀・告別式が終了するまでの流れやかかる時間を見ていきましょう。

 

逝去当日

病院で亡くなった場合、医師による死亡確認後に死亡診断書を受け取ります。自宅で亡くなられた場合は、かかりつけ医に連絡したのち、死亡確認後に受け取れます。

 

遺族は、家族・友人・菩提寺・葬儀社へも同時に連絡しましょう。

ただし、檀家でなければ菩提寺への連絡は不要です。

 

ご遺体を自宅または葬儀社の安置室へ搬送し、その後は葬儀社のスタッフと葬儀の日程や内容を決めます。

 

日程が決まり次第、参列して欲しい方に連絡するのが一般的です。

 

1日目|お通夜

お通夜の流れ

逝去の翌日には、お通夜を執り行います。夜の18:00〜19:00に開式されるケースがほとんどです。遺族や親族は開催時間より早く集合し、お通夜の準備などをします。

 

以下の表は、18:00にお通夜が始まる場合の一般的な流れです。

葬儀1日目のスケジュール
時間 内容 遺族・親族 一般参列者
14:00〜 湯灌・納棺 ⚪︎
15:00〜 親族集合 ⚪︎
16:00〜 受付開始 ⚪︎ ⚪︎
18:00〜 お通夜 ⚪︎ ⚪︎
19:00〜 通夜振る舞い ⚪︎ ⚪︎

※状況・地域に応じて変動する場合があります。
北海道の通夜振る舞いは一般的に、遺族・親族で行います。

 

それぞれの流れについて、見ていきましょう。

 

14:00〜|湯灌・納棺

湯灌(ゆかん)とは、故人の体を清める儀式です。午後14:00頃から開始し、ご遺体を棺に収め、思い出の品などを入れます。所要時間は30分〜2時間ほどです。

 

お通夜までに余裕をもって完了しておく必要があるため、お昼過ぎ〜夕方までの間に行われます。

 

15:30〜|葬儀会場到着

遺族は、15:30頃を目処に余裕をもって会場に到着しておきましょう。遺族以外の親族は、お通夜の1時間前には到着しておくのが理想です。

 

親族は会場に着いたら、遺族にお悔やみの言葉を伝え香典を渡します。

 

また、何か手伝えることがないかも聞いておきましょう。

 

16:00〜|受付開始

16:00頃から一般参列者の受付を開始します。遺族や親族は参列者の対応・香典返しを渡す・僧侶を出迎える、などをします。

 

参列者の場合は、受付係に香典をお渡しし、会場で開式まで待機しましょう。

 

18:00〜|お通夜

18:00からお通夜を開式します。所要時間は1時間ほどです。僧侶による読経や参列者による焼香が行われます。故人のご遺体に寄り添い供養し、別れを告げる大切な儀式です。

 

19:00〜|通夜振る舞い

お通夜が終わったあとは「通夜振る舞い」と呼ばれる食事の席が設けられます。通夜振る舞いは1時間ほどで終了するケースがほとんどです。

 

遺族や親族が供養してくれた僧侶や参列していただいた方々にお礼を伝える場となるため、お招きいただいた際は、断らずに参加しましょう。

 

本来、お通夜・通夜振る舞いを含めて夜通し行うものですが、近年は20:00〜21:00に解散する「半通夜」が一般的となっています。

 

通夜振る舞いが終了したあと、遺族は翌日行われる告別式の打ち合わせをし、そのまま葬儀会場に宿泊します。

 

2日目|葬儀・告別式

葬儀・告別式の流れ

2日目には葬儀・告別式を執り行います。午前中に式を行い、正午あたりに火葬をするのが一般的です。

 

ただし、火葬場の空き状況に合わせて時間が変動する場合もあります。

 

スムーズに進んだ際のスケジュールは以下のとおりです。

 

葬儀2日目のスケジュール
時間 内容 遺族・親族 一般参列者
9:00〜 遺族・親族集合 ⚪︎
10:00〜 葬儀・告別式 ⚪︎ ⚪︎
11:00〜 出棺 ⚪︎ ⚪︎
11:30〜 火葬 ⚪︎
13:00〜 骨上げ(収骨) ⚪︎
14:00〜 会食 ⚪︎

※状況・地域に応じて変動する場合があります。
コープの家族葬ウィズハウスでは、骨上げ後の会食は行いません。

 

それぞれの内容を見ていきましょう。

 

9:00〜|遺族・親族集合

葬儀・告別式はお通夜と同じ会場を使用するのが一般的です。遺族は葬儀社のスタッフと段取りなどの最終チェックをします。親族は、受付を開始する1時間ほど前に集合しておきましょう。

 

10:00〜|葬儀・告別式

葬儀・告別式は10:00頃に行われます。所要時間は40分〜1時間ほどです。社葬や団体葬の場合は1時間半〜2時間かかる場合もあります。

 

内容は、僧侶による読経・弔電の紹介・参列者による焼香・喪主からの挨拶などです。

 

11:00〜出棺

葬儀・告別式のあとは、祭壇から棺を下ろして出棺の準備をします。お別れの花を入れたり、お顔を見納めたりなど、最後のお別れをする大切な時間です。その後、棺は霊柩車にて火葬場へ向かいます。

 

火葬は近親者のみで行う場合が多いため、他の参列者とは出棺をもって解散するケースがほとんどです。

 

11:30〜火葬

火葬にかかる時間は1〜2時間前後です。ご遺体の状況や火葬場の設備によって変動します。遺族や親族は火葬炉の前で焼香をし、その後は火葬が終わるまで控え室で待機します。

 

13:00〜骨上げ(収骨)

火葬後は遺族・親族で骨上げ箸を使い、2人1組で遺骨を骨壷へ収めます。所要時間は30分〜1時間ほどです。

 

骨上げは日本独自の習慣で、「この世からあの世への橋渡し」という意味を込めて箸を使用します。

 

足から順に骨壷へ収め、最後に喉仏を入れるのが骨上げの流れです。

 

14:00〜会食

火葬後は「精進落とし」と呼ばれる会食を行います。必須ではなく、近年は行わない家も増えています。

 

また、火葬を待つ控え室に料理を用意するケースもあり、状況に応じて開催の形式はさまざまです。

 

火葬をもって葬儀は終了ですが、近年は会場へ戻り、初七日法要・四十九日法要まで行うケースも多く見られます。

 

葬儀・告別式から火葬終了までは4〜5時間、初七日法要や四十九日法要も含めると5〜6時間が必要です。

 

1日葬の流れとかかる時間

1日葬の流れと所要時間は以下のとおりです。

 

1日葬の流れ
時間 内容 遺族・親族 一般参列者
10:00〜 葬儀・告別式 ⚪︎ ⚪︎
11:00〜 出棺 ⚪︎ ⚪︎
12:00〜 火葬・骨上げ ⚪︎
14:00〜 会食

(初七日法要・四十九日法要)

⚪︎

※状況・地域によって変動する場合があります。
コープの家族葬ウィズハウスでは、骨上げ後の会食は行いません。

 

1日葬はお通夜を行わないため、1日で葬儀が完了します。

 

遺族側がどうしても時間を割けない場合などに選ばれています。

 

火葬式(直葬)の流れとかかる時間

火葬式(直葬)の流れ

火葬式(直葬)は、お通夜・葬儀などの宗教儀礼を執り行いません。

 

そのため、逝去から24時間が経過した後に火葬して終了となります。所要時間は、納棺から骨上げまで3〜4時間ほどが一般的です。

 

葬儀を簡略的に行いたい方や、葬儀費用を抑えたい方が選ぶ傾向です。

 

家族葬と火葬式(直葬)の違いについては、以下の記事で解説しています。気になる方はぜひご覧ください。

 

家族葬と直葬・火葬式の違いとは?費用や流れの比較とプランの選び方

 

葬儀で気をつけるべき時間のマナー

葬儀における時間のマナー

葬儀に参列する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 余裕を持って行動する
  • 告別式に参列できない場合は早く連絡する

ひとつずつ解説します。

 

余裕を持って行動する

葬儀では、時間に余裕を持って行動するのが大切です。親族は1時間前、参列者は30分前行動を心がけるのが理想です。遅くても10分前には着くように移動しましょう。

 

ただし、一般参列者の場合、極端に早すぎる行動は遺族の迷惑になる可能性があります。

 

反対に、急な訃報でどうしてもお通夜の開始時間を過ぎてしまう場合は、少しでも参列できるよう心がけましょう。遅れてしまっても、焼香に間に合うのが理想です。

 

その際、香典は受付が残っていたら受付係へ、撤去されていた場合は遺族へ直接お渡しします。

 

告別式に参列できない場合は早く連絡する

親族の方が葬儀・告別式に参列できない場合は、早めに遺族へ連絡しましょう。火葬場までのバスの乗車人数や、火葬後の精進落としの個数などは、直前の変更が難しいためです。

 

また、やむを得ず欠席となった際は、代理人に参列してもらう・香典やお供えを送る・弔電を打つ・後日弔問するなどの方法で弔意を伝えられます。

 

弔電や香典の送り方やマナーについては、以下の記事をご参照ください。

 

家族葬での弔電や香典の正しいマナー【例文付き】送る側と受け取る側

 

そもそも葬儀の日程はどう決めればいい?

葬儀の日程の決め方

葬儀のスケジュールについて解説しましたが「そもそも葬儀の日程はどう決めればいい?」と、疑問を持つ方もいるでしょう。

 

葬儀の日程は、以下の項目をひとつずつ確認して決めるのが一般的です。

  • 火葬場の空き状況
  • 僧侶の都合
  • 親族の都合
  • 六曜の関係

ひとつずつ見ていきましょう。

 

火葬場の空き状況

葬儀の日程を決める際、まず火葬場の予約状況を確認します。火葬場が空いていなければ葬儀の日程をずらす必要が出てくるためです。

 

なお、ほとんどの葬儀社では日程の調整に際して火葬場の空き状況を代わって確認してくれます。自分で連絡するケースは少ないでしょう。

 

僧侶の都合

檀家の場合は、菩提寺の僧侶に都合を確認します。どうしても都合がつかない場合は同じ宗派の違うお寺に依頼するケースもありますが、基本的には僧侶の都合に応じて時間や日程を少しずらします。

 

親族の都合

どうしても参列して欲しい親族が遠方の場合は、逝去時にいち早く連絡し、親族の都合に合わせて日程を調整する場合もあります。

 

また、受付係などをお願いしたい親族に対しても早めの連絡が大切です。

 

六曜の関係

仏滅や友引を考慮して葬儀の日程を決める家もあります。

 

本来、仏教と六曜に関連性はありませんが、年配者の中には「縁起が悪い」などの理由で仏滅・友引を避ける方もいるためです。

 

遺族本人が気にしていなくても、親族で気にする方がいる場合は六曜も考慮して日程を決めるケースもあります。

 

まとめ:葬儀にかかる時間は形式によって異なる

葬儀にかかる時間は、葬儀形式によって異なります。

 

一般葬・家族葬の場合は、逝去した日を含めて3日が一般的です。1日葬・火葬式(直葬)であれば、逝去日した日を含めて2日ほどです。

 

遺族は、逝去後から葬儀が終了するまで比較的慌ただしく動くことになります。

 

一方、一般参列者の場合は、18:00〜21:00の通夜・通夜振る舞い、翌日の午前中に行われる葬儀・告別式の1〜2時間に参列する場合がほとんどです。火葬まで同行する際はさらに2〜3時間みておくとよいでしょう。

 

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